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独立行政法人国立高等専門学校機構
沼津工業高等専門学校長
中村 聡

沼津高専校長 静岡県では、東部地域を中心に「富士山麓先端健康産業集積(ファルマバレー)プロジェクト」を立ち上げ、医薬品、医用機器等の研究開発を進めるとともに、その研究成果や 医療現場のニーズを地元企業の技術力とつなぎ、医用機器等の製品化を進めています。

このファルマバレープロジェクトの人材育成を担う沼津工業高等専門学校は、東海大学開発工学部および静岡県と連携し、平成21年度からの5年間、文部科学省科学技術振興調整費「地域再生人材創出拠点の形成」事業の一環として、中小企業の技術者を対象とする「富士山麓医用機器開発エンジニア養成プログラム(以後、F-met と略す)」を実施しました。その結果、本事業は文部科学省による事後評価で最高の「S」評価を得ることができました。もともと2年間の教育プログラムでしたが、文科省による助成期間修了後の平成26年度からは、新たに静岡県からの支援を得て、1年間のプログラムとして継続開講し、これまでに99名の修了生を輩出しています。

F-metプログラムでは、医用機器開発で必要となる医薬品医療機器等法等の関係法令の知識、医用材料・医用機器の知識、医療現場事情等を、それぞれの分野の専門家・実務家による講義および医療機関・介護施設における実地講義、高専教員による開発演習等により学びます。また、ファルマバレー戦略地域である静岡県東部が「ふじの国先端医療総合特区」に認定されたことにより、F-metプログラム修了者は医療機器総括製造販売責任者および責任技術者の資格要件である3年間の業務従事経験の免除を受けることができます。そして、全国国立高等専門学校で唯一、社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的な課程である「職業実践力育成プログラム(BP)」として、文部科学大臣からの認定を受けています。

さらに、平成26年度に沼津工業高等専門学校に設置した専攻科総合システム工学専攻「医療福祉機器開発工学専攻コース」の修了生も、F-metプログラムの社会人修了生と同様に、ファルマバレープロジェクトを推進する中核人材として地域再生に貢献しています。

静岡県が医療健康産業の集積地域としてさらなる発展を遂げることを願いますとともに、各位のご支援・ご協力をお願いいたします。

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