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独立行政法人国立高等専門学校機構
沼津工業高等専門学校長
藤本 晶

沼津高専校長 静岡県では、東部地域を中心に「富士山麓先端健康産業集積(ファルマバレー)プロジェクト」を立ち上げ、医薬品、医用機器等の研究開発を進めるとともに、その研究成果や 医療現場のニーズを地元企業の技術力とつなぎ、医用機器等の製品化を進めています。

沼津工業高等専門学校はこのファルマバレープロジェクトの人材育成を担うものとして、中小企業の技術者を対象に東海大学開発工学部、静岡県と連携して平成21年度から平成25年度まで文部科学省事業<地域再生人材創出拠点の形成>「富士山麓医用機器開発エンジニア養成プログラム(以後、F-met と略す)」を実施し、平成26年度からは新たに静岡県からの支援を得て修業期間1年のプログラムとして継続して開講しており、これまでに78名の修了生が輩出されています。

F-metプログラムは、医用機器開発で必要となる医薬品医療機器等法等の関係法令の知識、医用材料・医用機器の知識、医療現場事情等を、それぞれの分野の専門家・実務家による講義及び医療機関・介護施設における実地講義、高専教員による開発演習などにより学びます。また、ファルマバレー戦略地域の県東部が国の「ふじの国先端医療総合特区」に認定され、平成25年9月にF-metプログラムは、全国で初めて、修了者に3年間の業務従事経験を免除できる「医療機器総括製造販売責任者及び責任技術者に対する認定講習」として静岡県から認定されました。また、文部科学大臣から社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的な課程である「職業実践力育成プログラム(BP)」として、全国高専で唯一認定されています。

一方、平成26年度に本校専攻科・総合システム工学専攻「医療福祉機器開発工学専攻コース」に入学した学生が平成28年度には専攻科を修了し、F-metプログラムの社会人修了生と同様にファルマバレープロジェクトを推進する中核人材として地域再生に貢献していくことになります。

静岡県が医療健康産業の集積地域としてさらなる発展を遂げることを願いつつ、各位のご支援ご協力をお願いする次第であります。

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